マイホームを購入するなら、注文住宅や新築物件を購入したいと思う方が多いかもしれません。
しかし希望のエリアで見つからない場合や、予算よりオーバーしてしまう場合もありますよね。
そのような悩みをお持ちの方は、リフォーム済みの中古戸建てを検討してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、マイホームの購入を検討している方へ向けて、リフォーム済みの中古戸建ての概要や購入するメリット、さらに上手な選び方をご紹介します。
リフォーム済みの中古戸建てとは?概要とメリット・デメリット
「リフォーム済み」とは、前に住んでいた人が退去した後に、壁紙やフローリングの張り替え、キッチン・洗面台の交換など、業者が工事に入りきれいになった状態のことを指します。
戸建てですと、外壁の塗装をして、新築のような外観のものもありますよ。
リフォーム済みの中古戸建てを購入する大きなメリットは、新築のようにきれいな物件が安く手に入ることです。
物件によっては、最新の設備を導入しているケースもあります。
新築物件より数が多いので、希望のエリアで見つかる可能性も高くなりますし、想定していた間取りの家を予算内で購入できるかもしれませんよ。
一方デメリットは、構造部分の老朽化に気づきにくい点です。
見た目がきれいでも、構造体に補強がされていなかったり、シロアリ被害に気づかなかったりと、あとでトラブルが発生する可能性があります。
このようにリフォーム済みの中古戸建てには、メリットとデメリットがあります。
マイホームは大きな買い物です。
メリット・デメリットの両方を考慮して購入を決めてくださいね。
メリットが多いリフォーム済みの中古戸建て!上手な選び方と注意点は?
マイホームの購入で失敗しないために、リフォーム済みの中古戸建ての選び方や注意点を知っておきましょう。
まずは住宅情報誌やインターネットなどで探してみましょう。
不動産会社に、エリアや間取りなど希望条件を伝えて探してもらうこともできますよ。
いくつか気になる物件が見つかったら、内覧の際にリフォームの内容を確認します。
工事内容の履歴や写真を、図面と一緒に見せてもらえるような物件なら安心ですが、資料が準備できていない業者や、リフォームした部分が確認できない物件は、注意してください。
また1981年以前に建てられた物件は、旧耐震基準で建築確認を受けています。
新基準に対応した補強がされているかどうかも確認しましょう。