転勤や家族構成の変化などによって、マイホームの買い替えを検討している方もいるのではないでしょうか。
ですが、タイミングが気になって、なかなか行動に移せないケースもあるかもしれません。
今回は、マイホームの買い替えにおけるローンの支払いや年収とタイミング、メリットにフォーカスします。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
マイホームの買い替えはタイミングが大切!返済前のローンはどうする?
マイホームの買い替えでは、まず、返済前のローンを片付ける必要があります。
ダブルローンになってしまうと、生活が圧迫されるため注意が必要です。
余剰資金があれば、新しいマイホームを購入する前に、残債を一括返済しておきましょう。
この場合、新しいマイホームは売却前でも購入が可能です。
ですが、すぐに完済するのが難しい場合は、先に現在の住居を売却するとよいでしょう。
そこで得た資金を活用して、ローンを完済します。
いずれにしても、購入と売却のタイミングを上手に図ることが大切です。
マイホームの買い替えにおけるタイミングは年収も参考に
マイホームの買い替えの際は、年収や完済時の年齢も加味してタイミングを見極めましょう。
借入期間は30年から35年が一般的で、年収から逆算して、無理がなく返済できるタイミングで購入するのがおすすめです。
購入のタイミングを逸すると、完済時の年齢が高齢になり、ローン審査にも通過しづらくなってしまいます。
年収における借入額の目安は「300万円で2,040万円」「500万円で3,400万円」「700万円で4,760万円」です。
長期的な視野をもって、返済について事前にシミュレーションしておくと安心ですよ。
買い替えにおいても再度、住宅ローン減税は受けられます。
マイホームの買い替えのタイミングが決まったらメリットも把握しよう
最後に、マイホームの買い替えにおけるメリットについてご説明します。
生活しやすくなる
立地や間取りなど、それぞれのライフスタイルに合った条件の住居に移動できるため、生活しやすくなるでしょう。
新しい住まいで、気持ちよく過ごせるのもメリットです。
資産価値が上がる可能性も
条件次第では、買い替えにより所有する不動産の資産価値が上がる可能性もあります。
このような嬉しいメリットもあるため、タイミングだと思ったら、早めに行動に移すのがおすすめです。
なお、売却資金を活用しても前のローンの返済が難しい場合は、旧居の残債と新しいローンをまとめられる買い替えローンが利用できます。