「不動産を売りたいけれど、按分って何だろう」「トラブルなく、双方納得いく売買にしたい」このように考えている人は多くいます。
今回は、不動産売却時の按分とは何か、方法や注意点について解説していきます。
売りに出そうか検討している人、特に中央区内各所に住んでいる人、住みたい人は必見です。
不動産売却するときの按分とは
按分とは、物件販売価格の建物代と土地代の内訳を決めることです。
これを決めることで、売却時、その後のトラブル防止に繋がります。
買主は総額を見て購入するか検討しますが、購入契約前に内訳を決め、双方納得の状態で契約できるようにしましょう。
不動産売却するときの按分方法
按分のやり方に決まりはありませんが、主に3つの方法のどれかでしょう。
●売主、買主が話し合って決める
●固定資産税評価額によって決める
●鑑定士の評価額によって決める
このなかで1番利用されているのは、固定資産税評価額によって決める方法です。
土地と分けて評価される、決まった計算式が使われることから、公平かつ納得しやすい方法なのです。
国税庁も推奨していることから、ほとんどの場合はこのやり方でしょう。
売主と買主の話し合い、鑑定士の評価額でも決められますが、どのやり方を選択してもお互いに納得いく状態で按分を完了させることが最優先です。
どちらかが有利、不利になることがないよう、かならず覚えておきましょう。
不動産売却するときの按分:注意点
重要になってくるのは「建物の金額」です。
この金額によって消費税、減価償却が変わってきます。
消費税
土地は非課税で取引可能ですが、建物は課税対象です。
そのため、売主は建物の割合を少なくしたいと考えますが、買主は控除が受けられるので土地の割合を少なくしたいと考えます。
個人の話し合いでは、お互いの主張から決まらないことも少なくありません。
根拠のある適正金額を提示することで、トラブルを未然に防ぎつつ、スムーズに按分を進められるでしょう。
減価償却
建物に対する減価償却は、適正なものを出すことで、売却後もトラブルなく過ごせるでしょう。
まとめ
不動産売却時の按分について、いかがでしたでしょうか。
普段なかなか聞きなれない言葉だからこそ、事前に意味を理解しておくことが重要です。
双方納得できる内訳、金額にすることでトラブル防止に繋がります。
話し合いで決めることもできますがかなり難しいので、できるだけ固定資産税評価額によって決め、注意点を理解したうえで公平で納得できる状態で売れるようにしましょう。
利用には一定の条件があるため、興味がある人は担当スタッフへ事前相談しておくとスムーズに話が進むでしょう。
特にオーバーローンにより利用できないこともあるため、注意が必要です。
私たちアペックスホームは、東海市・大府市・知多市・東浦町・名古屋市南区など不動産物件を扱っております。
住まい探しでなにかお困りでしたら、お気軽に当社までご相談ください!
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓