不動産購入時の手続きには、さまざまな種類の書類をそろえる必要があります。
そのなかには、役所に申請が必要な書類や、有効期限をもうけられている書類など、それぞれ異なった特色がありますので事前に確認しておきましょう。
ここでは、不動産の購入を控えている方、または購入を検討している方に向けて、不動産購入時の必要書類についてご紹介します。
不動産を購入するための必要書類の種類をご紹介
不動産を購入するための、必要書類の種類についてご紹介します。
不動産購入時に住宅ローンを組む際は、住宅ローンの審査や申し込み時に、金融機関で手続きをするための書類も必要です。
不動産購入の申し込みから引き渡しまでの段階別の必要書類は、下記のとおりです。
購入の申し込み時の必要書類
●購入申込書
●本人確認書類
住宅ローン審査時の必要書類
●事前審査申込書
●本人確認書類
●収入を証明する書類
●物件に関する書類
●借入金残高証明書(ほかに借入がある場合)
売買契約時の必要書類
●本人確認書類
住宅ローン申し込み時の必要書類
●借入申込書
●団体信用生命保険申込書兼告知書
●本人確認書類
●収入を証明する書類
●住民票
●印鑑証明書
●物件に関する書類
●借入金残高証明書(ほかに借入がある場合)
住宅ローン契約時の必要書類
●住宅ローン契約書
●抵当権設定契約書
●住民票
●印鑑証明書
引き渡し時の必要書類
●住民票
●印鑑証明書
不動産を購入する際の必要書類「住民票」とは?
不動産購入時の必要書類には、「住民票」があります。
住民票は、住所確認と所有権移転登記の手続きに必要な書類で、同居家族全員の続柄が記載してあるものが必要です。
お住まいの市町村役場の窓口で取得できます。
マイナンバーカードや住民基本台帳カードをお持ちの方は、コンビニエンスストアの端末でも取得可能です。
住民票は、発行から3か月以内のものが有効です。
前もって用意する場合は、有効期限に注意しましょう。
不動産を購入する際の本人確認のための必要書類とは?
不動産購入時の本人確認書類とは、本人の住所・氏名・生年月日の確認ができるものです。
一般的には、運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなどの顔写真付きの身分証明書です。
顔写真のない健康保険証などの書類は、2種類の書類が必要となる場合がありますので、注意しましょう。